風邪をひき、その後もなかなか咳が止まらないとき、疑う病気は限られてきます。
喘息、気管支炎、肺炎。
これらは咳などの症状が似ていて、一見紛らわしい病気です。
それぞれ原因も違い、治療方法も違うので、正しい診断がとても重要です。
その中でも、肺炎の場合は、レントゲンを撮れば、診断がつきやすい病気。
症状にもいくつか特徴があります。
・38度以上などの高熱。
・倦怠感や、全身の痛み。
・黄色や緑色など、色のついた痰
ただ、高齢者の場合は、熱があまり出ないこともあります。
喘息のように、夜中に発作的に咳が出ることもあります。
肺炎は喘息と違い、ウイルスや細菌に感染することにより発症します。
抗生物質のなどを投与して治療する必要があります。
また、肺炎は喘息に比べて、全身の状態が悪く、食欲も無いことが多いもの。
栄養や水分補給のために点滴し、入院して治療することもよくあります。
肺炎は病気の進行が早く、重篤な状態になりやすいので、乳幼児は特に注意が必要です。
熱が下がらず、咳の症状が改善しないときは、早めに専門の医師に診てもらいましょう。
喘息も肺炎も、その予防は、風邪をひかないこと。
風邪が引き金となり、喘息の症状が悪化したり、肺炎へと移行します。
インフルエンザの流行時には、外出もできるだけ控えたほうがいいでしょう。
大人になると風邪から肺炎になることはあまりないのですが、高齢者の肺炎はよく見られます。
特に、誤嚥性の肺炎は、高齢者に多く、食べ物を誤嚥することでおこります。
食事中によくむせたり、咳き込む場合は、飲み込む力が弱まっているから。
高齢者の場合は、食事の内容にも気を使う必要があります。
喘息に肺炎を併発すると、呼吸困難の危険性が更に高まります。
特に、喘息を持つ高齢者や乳幼児は、日々の体調管理もとても重要です。