冬の乾燥した時期になると、毎年猛威を振るう、インフルエンザ。
症状は風邪に似ていますが、かかると、とてもつらいものです。
発熱、悪寒、咳、鼻水・・・。
インフルエンザや風邪は、気道の感染症なので、咳など、呼吸器系の症状が激しく出ます。
気管支喘息の発作の多くが、この気道感染症によるものといわれています。
特に、喘息もちの乳幼児がインフルエンザにかかったら、注意が必要です。
インフルエンザは高熱など、全身の状態も悪くさせるので、発作が出たら大変危険。
呼吸困難に陥る危険があるので、入院して治療することもあります。
子供がインフルエンザにかかった場合、ときにインフルエンザ脳症をおこすことも。
抗インフルエンザ薬は、その副作用が問題・・・。
ましてや喘息の持病があったら、発作が起こる危険も重なり、インフルエンザは何とか防ぎたいものです。
ではインフルエンザを予防するには、どうしたらいいのでしょうか。
うがい、手洗い、バランスの取れた食事・・・。
そんな中でも、ワクチンはとても有効です。
実際、喘息を持つ人の多くは、毎年率先して予防接種をうけています。
H5N1新型インフルエンザワクチンも、喘息を持つ人は優先されています。
ただし、卵などのアレルギーがある人は要注意。
インフルエンザワクチンは、卵を使って作られています。
そのアレルギー反応で喘息発作を起こす可能性があります。
インフルエンザワクチンは、打てばインフルエンザにかからない、というわけではありません。
どちらかと言えば、「かかっても、その症状をおさえ、軽く済ますためのワクチン」です。
またインフルエンザは毎年流行する型が変わるので、そのつど接種しなくては効果がありません。
ワクチン自体の副作用もありえます。
それが気になって、あえてうけない人がいるのも確かです。
喘息の発作のリスクと考え、納得の上でワクチン接種しましょう。