気管支炎と喘息、どちらも激しい咳が出ます。
でもこの2つは違う病気。
かかったときの治療方法が変わってくるので、適切な判断が重要です。。
気管支炎は、風邪やインフルエンザなどのウイルス感染が主な原因。
気管支に炎症を起こすので、咳や痰が出ます。
また風邪からくるので、症状も、咳だけではないことが多いもの。
発熱、鼻水、頭痛などが同時にでることがよくあります。
喘息もときにはウイルス感染で発作をおこし、咳や痰が出ます。
その症状の特徴は、「ぜん鳴」。
息をすると、「ヒューヒュー」します。
また、熱や鼻水といった症状もほとんどなく、あくまでも咳や痰など呼吸症状が中心です。
ただ気管支炎でも、ぜん鳴が出ることもあります。
医師から見ても、ときには、なかなかその診断が難しいのも事実。
発熱や鼻水など、他の症状はないか。
もともとアレルギー体質ではないか。
他にも、喘息の発作の場合は、気管支拡張剤が良く効きます。
薬の反応のよさも、病気を判断する決め手になります。
ちょっと紛らわしい名前ですが、喘息様気管支炎は喘息ではなく、気管支炎。
ただその呼吸症状が、喘息によく似ているので、「喘息様」とついています。
この病名は1〜2歳の乳幼児に使われることがほとんど。
赤ちゃんは、痰がたまってもそれを上手に出すことができません。
なので、気管支炎になると、常に痰がたまり、呼吸が「ゼロゼロ」いいます。
また体が小さいうちは、気管支自体がとても細いので、炎症が起こると、ぜん鳴が聞こえます。
赤ちゃんの気管支炎は、まさに喘息発作のような呼吸になりやすいので、特に注意が必要。
呼吸困難をおこすこともあるので、入院が必要な場合もあります。
3歳を過ぎると、気管支も、ある程度太くなり、自分で痰も切れるようになります。
このころから、喘息なのか、気管支炎なのか、はっきり区別できるようになります。