喘息は完治するのか、しないのか?
実は医師によっても、その意見が分かれています。
喘息はその原因も複雑で、いまだ不明なところも多いのが現実。
アレルギーなどの体質にも由来するため、根本的に完治したのか、判断も難しいのです。
また比較的完治するといわれている小児喘息に関しても、体質的にはどうなのか。
アレルギーによるものが多い分、判断の分かれるところです。
ただ、体が未発達な分、治る可能性を秘めていることも確か。
実際、子供のころは喘息でも、大人になったら二度と発作は起きない人もいます。
たとえアレルギー体質はそのままでも、症状がなければ完治、という医師もいます。
喘息の発作がなく、健康な人とまったく同じように暮らせれば、それで治ったと判断できます。
でも厳密に言えば、それは「完治」ではなく、「寛解」なのかもしれません。
あまり、完治にこだわらず、うまく喘息をコントロールしていくことも大切。
生活に支障がなければ、それでよし、とする気持ちも、時には必要です。
最近よく耳にする、減感作療法。
花粉症の治療などに使われて、完治する!と、特に話題となっています。
減感作療法は、アレルギーの改善に使う治療法で、体質を変えていきます。
簡単に言うと、アレルゲンを少しずつ体に取り入れて、慣れさせてしまう方法。
はじめはアレルゲンに過剰反応していた体も、そのうちにアレルゲンになれてきます。
そして、最終的にはアレルギー体質でなくなる効果が望めます。
喘息に対する減感作療法は、主に病院でアレルゲンを少しずつ注射していくことになります。
したがって、長期にわたり病院に通う必要があります。
また、ときにアナフィラキシーショックを起こすことがあり、危険な場合も。
常に医師の管理のもとで、慎重に進めることが、とても重要です。