喘息の慢性化

喘息の症状は、突然起こる発作的なものと、慢性的なものがあります。
発作的な喘息症状は、ときに強くあらわれ、急いで投薬が必要。
気管支拡張剤を吸入し、場合によっては経口ステロイド薬を服用します。
ただ、薬の効きは、比較的よいことが多いので、おさまりやすいのも特徴。
症状がおさまれば、あとは健康な人と変わりがないことがほとんどです。

喘息の症状が慢性化してくると、普段でも息が切れやすくなります。
少し歩いただけでも、ゼイゼイとぜん鳴が聞こえたり、息が苦しくなります。

これは気管の炎症がより慢性化し、常に狭くなっている状態だから。
炎症が慢性化すればするほど、薬の効きも悪くなり、なかなか気管が広がりません。

喘息が慢性化してくると、常に発作の起きた状態となり、日常生活もままならなくなります。
症状も、数ヶ月にわたる場合や、数年にも及ぶこともあります。

発作の症状が出たら、きちんと治療し、気管の炎症をしっかりと抑えておくことが、とても重要です。

喘息の慢性化の予防

喘息の気管は、もともと過敏になっていて、炎症を起こしやすくなっています。
特に発作のあとは、症状がおさまったようでも、まだ炎症は続いていることも。
毎日のステロイド吸入も、症状が無くても、しばらくは続ける必要があります。

しっかりと気管の炎症を止めておかないと、結局また発作をぶり返すことにもなります。
できるだけ弱い薬でも、炎症がとまるように、日々のコントロールに気をつけましょう。

また喘息の慢性化を防ぐには、普段からの体調管理も重要です。
できるだけ発作の誘発となるものは避け、ストレスをためないようにしましょう。

過労もよくありません。
発作のあとで、まだ体調があまりよくないときは、無理をせず、しっかりと治療に専念する事も大切。
一日無理をしたツケで、治療が長期化しては、本末転倒です。
喘息は、早め早めの治療が、慢性化や重症化の予防につながるのです。


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