喘息の治療に欠かせない吸入薬。
発作をとめるのはもちろんのこと、発作の予防にも使われています。
使われている薬剤は、気管支拡張剤と副腎皮質ホルモン(ステロイド)。
薬を吸い込むことで、気管に直接作用し、喘息の発作を鎮めます。
吸入薬は即効性があるところが最大のメリット。
また、少量で効果があらわれるので、副作用が少ないのもいいところです。
喘息の吸入器には、さまざまなタイプがあります。
「エアゾール型」
ボンベの底を押すと、霧状の薬がでて、それを吸い込みます。
「ドライパウダー型」
専用に吸入器に入っている薬剤を勢いよく吸い込みます。
「ネブライザー型」
液体の薬を霧状に変えて、呼吸に合わせて吸い込みます。
どれも、長所と短所があり、うまく使い分ける必要があります。
エアゾール・・・強く息を吸いこまなくても吸入できますが、タイミングが難しいもの。
ドライパウダー・・・強く吸い込む必要がありますが、自分のペースで吸入できます。
ネブライザー・・・吸い込むのは簡単ですが、時間がかかります。
いずれにしても、正しく吸入されないと意味がありません。
喘息の発作時は、落ち着いてしっかりと吸い込むことが大切です。
突然発作がおこる事のある喘息に、即効性のある吸入薬は頼りになるもの。
また、持ち運びができるものもあり、とても便利です。
ただ気をつけてほしいことは、その使用法。
喘息の発作がおこると、早くとめたいからと、何度も使いたくなるもの。
吸入タイプの気管支拡張剤は、多く使うと副作用がおこすものがあり危険です。
必ず医師の説明をよく聞き、正しく使いましょう。
また、吸入に失敗した場合。
口に多量に残るなど、明らかに失敗とわかる場合は、再度吸入しても大丈夫。
吸入をし忘れた場合は、気づいた時点で吸入しましょう。
またその際は、次の間隔をあけるようにしてください。