アスピリンの服用で喘息発作を起こす「アスピリン喘息」。
といっても、アスピリンだけが原因物質ではありません。
またアレルギーでも遺伝でもなく、そのメカニズムはいまだ不明。
誰にでも起こりうる可能性があります。
アスピリン喘息で一番気をつけなくてはいけないものは「解熱鎮痛剤」。
多くの解熱鎮痛剤にアスピリンが使われています。
あの有名な「バファリン」もアスピリン喘息の人は使用できません。
座薬やシップ剤など、痛み止め作用のあるものも、避けなければなりません。
アスピリンという名前がなくても、類似した成分で発作を起こすことがあります。
市販の風邪薬にも注意が必要。
解熱鎮痛剤が入っているものは服用できません。
また、病院で投薬を受けるときは、「アスピリン喘息を持っている」と医師に忘れずに告げてください。
知らずに、解熱鎮痛剤を投与したことで、思わぬ医療事故を招く恐れがあります。
成人の喘息患者の4〜10%が、実はアスピリン喘息。
その中でも30〜40代に喘息がはじまった人に多いといわれています。
男女比は3:2の割合で女性が多く、子供のアスピリン喘息はとてもまれです。
アスピリン喘息は、アスピリンを摂取すると、数分から2時間以内に発症します。
またその発作の多くは鼻水や、鼻づまりから始まるという特徴があります。
その後の症状は、他の喘息とほぼ同じ。
「呼吸がゼイゼイする」ぜん鳴から始まり、咳などの喘息発作が起こります。
最悪、呼吸困難を起こし、死に至ることもあるので、特に注意が必要です。
薬を気をつけていれば安心、というわけではありません。
パラベンなどの添加物。
合成着色料、その中でも特に黄色。
他にも意外なもので、しょうゆ、ワイン・・・。
実はアスピリン喘息を起こさせる物質が含まれていることがあります。
気づかず食べて、喘息発作を起こす危険があるので、くれぐれもご用心。