いまや、ストレスは、あらゆる病気の原因の一つにあげられています。
もちろん、喘息にも、大きくかかわっています。
ストレスは自律神経に作用してきます。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れると、気道にも影響。
気管が狭くなり、呼吸をしにくくします。
これがストレスによる、喘息の仕組みです。
また、ストレスにより、ヒスタミンも放出されます。
ヒスタミンは気管の粘膜を刺激し、咳や痰を出します。
更に免疫系等にも影響を与えます。
ストレスにより、アレルギーの感受性が高くなり、気道を刺激させます。
アレルギーからくる喘息の場合、より症状を悪化させます。
また、喘息を持っている人は、いつ発作がおこるのか、不安になります。
とくに夜は発作が起きやすいとき。
逆にそれがストレスとなり、喘息を誘発していることがあります。
発作時も、その不安感が、より発作を悪くさせていることも。
薬を飲むことで、薬自体の効果と、飲んだらもう大丈夫、という安心感を与えます。
とはいえ、日々、ストレスを感じずに生きるのは、なかなか難しい昨今。
小さいことは気にしない。
何でも必要以上に悩まない。
そんな心がけも、ときには大切です。
また上手な解消方法が見つかれば、喘息の治療にも役立つことになります。
小児喘息にも、ストレスはとても関係しています。
小さい子では、兄弟のちょっかい。
幼稚園などに通うことで、親から離れる心細さ。
無理やり通わされる、習い事や早期教育。
小学校になると、クラスメートのからかい。
宿題や勉強の難しさ、テストの成績。
思春期は、学校でのいじめ、人間関係。
受験のプレッシャー。
親の過干渉。
どれも喘息の原因となった例です。
子供にとって、何がストレスなのか、考えて接することは、とても重要。
うまく取り除いてあげることで、実際に喘息が治った例もあります。