子供におこる喘息を、あえて「小児喘息」と呼びますが、症状は「気管支喘息」と一緒。
治療方法も、大人に対するものと基本的には同じです。
まずは、発作を抑える治療。
ステロイド(副腎皮質ホルモン)で気管の炎症を抑えます。
加えて、気管支拡張剤で気管を広げ、呼吸を助けます。
次に、発作をおこさないようにする治療。
小児喘息はその原因がアレルギーによるものです。
常に抗アレルギー剤を飲むことで、発作をおこしにくくします。
さらに、小児喘息の場合、その体の未熟さからくるものも、大きなその要因。
子供はまだ免疫が少ないため、風邪もひきやすく、その分発作をおこしやすいのです。
小児喘息の治療は、発作をおこさない、丈夫な体作りもその一つです。
喘息の治療は薬物療法が基本。
でも小児喘息の場合、薬以外にも、治療に効果があるものがいくつかあります。
運動で体力をつける。
子供にとって体力づくりはとても大切です。
ただし、激しい運動は、喘息の発作を誘発することがあるので、やめましょう。
運動の中でも、特に水泳はおすすめです。
水泳は、息継ぎをするとき、大きく息をします。
小児喘息の場合、未熟な肺機能を、高める効果があります。
また肌を鍛え、免疫力を高める効果もあります。
同じく皮膚を鍛えることで共通するのは「乾布摩擦」。
ただし、寒い日にやるのはやめましょう。
冷たい風で、発作を誘発することがあります。
また、寒いと風邪をひきやすいので、注意してください。
他に、できることは、ストレスの除去。
これは、実はとても重要で、小児喘息にストレスが関係していることも、最近わかっています。
水泳や乾布摩擦も、それがストレスになっては、効果は望めません。
小児喘息は、その2/3が治療で完治できる、といわれています。
子供のうちにしっかり治療することが大切です。