小児喘息の発作は、その原因の多くがアレルギーによるもの。
発作をおこすアレルゲンを吸い込んだり、食べたりすることで、発症します。
はじめは軽い咳からおこります。
「ヒューヒュー。」
「ゼイゼイ。」
息をするたびに聞こえるのはぜん鳴。
咳とぜん鳴は、もう赤信号です。
小児喘息の場合、発作がおこってしまったら、とにかくスピードが肝心。
できるだけ早く、ステロイドと気管支拡張剤を投薬します。
もし手元に吸入薬があるのなら、すぐに使うことが先決。
発作に備えて、かかりつけの医師からもらっておくのも大切です。
それでもあまり効果がないときは、もちろん病院へ行きます。
そのときは、こどもの呼吸と顔色をよく観察してください。
・顔が青白い。
・唇が紫色になっている。
これはチアノーゼをおこしてます。
酸素が体内に十分に送られていない、危険な状態です。
こんな症状が出たらもう一刻を争います。
迷わず救急車を呼びましょう。
小児喘息の場合は、発作をおこすと重症化しやすいのも特徴。
特に乳幼児には注意が必要です。
また幼い子供は、吸入ができないので、病院で注射をしてもらわなくてはなりません。
軽い咳から、あっという間に呼吸困難になることもあるのです。
実際、小児喘息の発作で命を落とす子供もいます。
日々発作をおこさないように気をつけることが、とても重要です。
小児喘息の発作がおこったとき、その症状から子供はとても不安になります。
そんな時、お母さんや、周りにいる人は、ぜひ声をかけてください。
「薬を飲んだからもう大丈夫だよ。」
「お母さんがついているから安心して。」
小児喘息の場合、不安な気持ちにから、パニックを起こし、発作を重症化させることがあります。
「もう大丈夫。」
その安心感が、ときに発作をやわらげてくれます。