突然発作がおこる気管支喘息。
何が発作の誘引になっているかが、その治療のカギになります。
ただ実際は、アレルギーなどが関係している場合もあり、なかなか根本的な治療が難しいのも事実。
治療法も日々進化し続けています。
「発作がおこったとき、いかに早く鎮めるか」
「いかに発作を起こさなくするか」
気管支喘息の治療は、「対処的な治療」と「予防的な治療」が基本。
おもにこの2つの面から、積極的にアプローチしていきます。
気管支喘息の発作がおこってしまったら、すぐに病院へ行きましょう。
もし呼吸困難をおこしていたり、かなり呼吸が苦しい場合、救急車を呼んでもかまいません。
気管支喘息の発作は、適切な投薬で鎮めることができます。
気管支喘息は、発作がおきると気道が狭くなり、呼吸が苦しくなります。
気管支拡張剤は、気管支を広げる薬で、発作の時は気管支拡張剤を使用することが、治療の第一優先。
これにより呼吸を楽にし、発作を軽減することができます。
気管支拡張剤は、注射型や経口型、吸入タイプもあり、そのつど使い分けることができます。
特に吸入タイプは直接気管支に働きかけるので、即効性があり、効果的。
常に持ち歩けば、外出先で発作がおこったとき、すばやく対処できます。
気管支喘息をおこす原因の一つに、アレルギーがあります。
もし喘息発作の原因がアレルギーであれば、抗アレルギー剤がとても有効です。
この薬は、体のアレルギー反応を抑えるもので、主に発作の予防として用います。
花粉症や、アレルギー性鼻炎などにももよく使われます。
ただ抗アレルギー剤は、その効果をあらわすのに時間がかかります。
喘息の場合、おこった発作をとめる効果はあまり期待できません。
また、効果を持続させるために、一定期間、続けて飲む必要があります。
しばらく発作がなかったからといって、勝手に服用をやめるのは危険です。
薬がうまく効いているからこそ、発作が出ないのです。