気管支喘息は、昔からある病気で、子供から大人まで、あらゆる世代でおこります。
子供に関していえば、虫歯は減っているのに、気管支喘息は近年増加傾向にあるのが、興味深いところ。
同じく年々増えているのは、アレルギーを持つ子供の数。
アトピー性皮膚炎、花粉症、アレルギー性鼻炎・・・。
子供の喘息は、その多くがアレルギーからおきているため、やはり増えているのです。
また子供の気管支喘息を男女比で見ると、2:1で男の子が多いとか。
女の子より、男の子が活発である分、運動が誘引になっているのかもしれません。
地域別で見てみると、子供の気管支喘息は、地方より都市部のほうが多いようです。
これは、大気汚染の影響に加え、ストレスが原因と思われます。
子供の気管支喘息は、アレルギーだけでなく、実はストレスも、大きく関係しているのです。
早期教育や、子供の受験、少子化による、子供に対する過度の期待・・・。
昔に比べ、子供をのびのび育てられなくなったのも、その一因。
生活環境の近代化は、便利になる反面、子供の体には良くないこともあります。
年々増加する子供の気管支喘息は、そんな社会への警鐘なのかもしれません。
子供と接する時間が一番長いのは、お母さん。
子供が喘息の発作をおこしたとき、母親がそばにいるだけで子供は安心します。
母の存在は、それだけで、子供の発作を軽減することができるのです。
でも、ときに母親が原因で、逆に子供の気管支喘息がおこっているケースがあります。
必要以上に子供に干渉する。
兄弟げんかがおこったとき、我慢させる。
無理やり習い事に通わせる。
これらの母親の行動が、子供に過度のストレスを与え、喘息の発作を誘発させます。
お母さんの日ごろの接し方次第で、子供の気管支喘息は、良くも悪くもなるのです。