何かの拍子に発作がおこり、激しく咳が出る気管支喘息。
はじめは軽い咳から始まることが多いのですが、症状もそのつど違うもの。
比較的軽い発作であれば、しばらく安静にしていましょう。
水分を取ることで、発作がおさまる場合もあります。
気管支喘息の発作の特徴はその息づかい。
息をするたびに、呼吸に合わせて、音が聞こえることを「ぜん鳴」といいます。
痰が絡んでいると息をするたびに「ゼロゼロ」。
更に呼吸が「ヒューヒュー」し始めたら、かなり気管支が狭くなっている証拠です。
呼吸がしづらく、肩で息をするようになります。
また、痰も次々出るので、激しく咳き込みます。
その痰は、粘りがあるので、一回の咳ではなかなか切れず、体力が消耗します。
呼吸するのが苦しくなって、唇の色が紫色になったらかなり重症。
その発作は、呼吸困難をおこし、最悪死に至ることもあり、大変危険です。
すぐに救急車を呼びましょう。
ひとたび発作がおきれば、時には命も脅かされる、気管支喘息。
でも、発作のないときは、健康な人とまったく変わりません。
気管支喘息は、いかに発作を起こさなくするかが重要なポイントです。
気管支喘息は、真夜中から朝方にかけて発作がおこりやすいといわれています。
これには、さまざまな理由があります。
・日中から、夜間への気温の変化。
特に冬場の夜間は冷え込むため、冷たい空気が刺激となり、発作を誘発します。
・長時間寝ていることによる水分不足、乾燥。
乾燥は粘膜を弱め、気管に刺激を与えやすくなります。
水分不足は、痰を硬くするため、痰の切れが悪くなります。
また、寝ている間に痰がたまり、次第に粘りを増していきます。
横になったままの状態では、痰は出しにくいもの。
発作のときは、寝ているより、座った姿勢のほうが、呼吸が楽になります。