喘息はときに運動で、発作が誘発されることがあります。
「これを、運動誘発性喘息」といいます。
運動誘発性喘息は、大人より、子供に多いといわれています。
では、喘息の人は運動してはいけないのでしょうか?
そんなことはありません。
ちゃんと喘息をコントロールしていれば、普通の人と同じように、運動できます。
特に子供は、喘息に打ち勝つ体力をつけることも大切。
できるものから少しずつはじめてみましょう。
まずはウォーキングや軽いジョギング。
喘息には有酸素運動がおすすめです。
また、気分転換は、ストレス解消にもなります。
次に水泳。
水泳の息継ぎは、呼吸機能を高める効果があります。
また、プールは湿度が高いので、環境にも最適です。
バスケットボールなど、団体競技よりは、自分のペースでできる運動がおすすめ。
剣道や弓道もいいかもしれません。
実際、喘息を克服して、オリンピックに出場した選手もいます。
喘息だからとあきらめず、できるものからチャレンジしてみましょう。
喘息もちの人が、運動するときは、いくつか注意する点があります。
・できるだけ寒い日の早朝は避ける。
喘息にとって気温の変化は大敵です。
冬の朝は特に気をつけましょう。
また、乾燥も喘息の発作の原因になります。
ときには、マスクをつけて運動するのもいいでしょう。
・きちんとウォーミングアップする。
運動前の10〜30分、軽くウォーミングアップするだけで、発作を防止する効果があります。
・ほこりが立つ運動は避ける。
マット運動などは、あまりおすすめできません。
また風がある日に、屋外で運動するときも注意が必要です。
・食後すぐには運動しない。
食物アレルギーがある場合、アレルギー反応を起こすことがあります。
いずれにしても、無理しないことが大切です。
少しでも体調がおかしくなったら、すぐに休みましょう。